Mar 3, 2013

4月から大学院に進学する人へ。1つの質問と5つの伝えたいこと。


今日は、いつものダイビング・調査ログとは少し違う記事も書いてみようかと思います。

前置きですが、私自身について。

沖縄在住の理系院生(現修士1年)です。東京出身。
学部生時代はダイビングやサークル活動、学外活動に勤しんでいて
学業はかなりおろそかになっていました。

授業にも研究室にもあまり顔を出さなかったので、卒論ではかなり苦しい思いもし、
教授や周りの先輩方にも多大なるご迷惑をおかけしてしまいましたが、
本当は留年ぐらいはしないといけないところをなんとか卒業させて頂きました。
(本当にありがとうございました。いつ振り返っても感謝でいっぱいです)

今は専攻と研究室を替え、おかげさまでなんとか順調な大学院生活を送っています。

そんな対称的な2年間の研究室生活を経た私が、


「4月から大学院に進学する人へ。1つの質問と5つの伝えたいこと。」


質問「あなたは、なぜ大学院に行くのですか?」


特に修士で卒業し、就職するつもりの学生にとって、
大学院に行く目的を明確にするのはとても大切な事だと思います。

まだ就職した訳でないので全然説得力ないですが、
特に自然科学系の専攻では勉強した事が直接就職にはつながらないでしょう。

また、同じ時期に大学に入学し就職した同学年の友人が、年間数百万円を稼ぎ、経験をつんでいる間に
数百万円の学費・生活費・研究費と、時間とエネルギーをかけて何をしたいのかを
進学前にもう一度考え直すのは、無駄ではないはずです。


まともに学部で勉強しなかった私がなぜ大学院に行くのか?それはささやかながら目的があるからです。
目的のある大学院生活は充実したものになるだろう、、、と期待しています。

というのを考えた上で、大学院生になる上で知っておいた方が良いと思う5つのことです。どれも本当に当たり前のことですが、難しいことでもありますね。

1.(用がなくても)毎日学校に行く




研究室での居場所は、やっぱり部屋に滞在しないとなかなかできないです。
行かない時間が長くなればなるほど、行きづらくなります。
行かないと研究は進まないです。(中には家などで全てできる人もいますが。)

研究が進まないと場合によっては卒業できません。現に修士の1割はドロップアウトすると聞きます。

行き詰まることも多分あると思いますし、進まないときほど行きづらいですが、
1時間でも行けば、明日が楽になります。
毎日が無理でも二日に一回くらいは行く事をお勧めします。


2. 授業単位はM1前期にできるだけとりきる

ゆっくり授業に時間を割けるのはM1前期くらいだと思います。
後期・2年生になると就職活動や修論に追われて時間がなくなってくるはず。


3. 教授との連絡をこまめにとる

学部のときはこれができなくて行き詰まっていきました。
10分話すだけで、1週間とかもっととか悩んでたことが解決したりもあります。

先生は忙しいひとが多いですが、会ってでもメールでもなんでもかまわないと思います。
報・連・相ってやつですね。なかなか難しいです。

4. 期限に余裕をもつ

各種発表、修論、などなど締め切りはいろいろあると思いますが、余裕をもって進めましょう。
期限が迫って焦ると進まないことも多いです。
予定通りに研究が進む事ってまずないです。(読みが甘いとも言いますが、、!)


5. 研究・勉強以外の趣味も楽しむ


院生の時ほど自由に時間を使えるときはないのではないでしょうか。
研究・勉強漬けも楽しいですが、時間のあるうちに旅に出たりしとくと良いと思います。

私は、、行きたい場所はいろいろあるのにまだ沖縄県内しか行けていないです>< 





まだ卒業もしてないくせにいろいろと偉そうなことを書いていますが、、、
よく読んでいた方の新大学院生へのメッセージのブログ記事が無くなってしまったので
自分へのメモを兼ねて書いてみました。どなたかの参考になれば幸いです。

これから院に行く皆さんと、今院生のみなさんと、私が無事卒業できますように。
できるなら、楽しんで充実した大学院生活を送れますように、、、とお祈りしつつ終わりにしたいと思います。


読んでいただきありがとうございました。
大学院に行かせてくれている家族にも感謝します。