だいぶ前のことになってしまうのですが、やっぱりかっこ良くて
記録残しておきたかったので今更ですが書いておこうとおもいます。
ハワイ大学のMarine Option Program のイベントで、ハワイ大学とNOAA(アメリカ大気海洋局)の所有する深海調査潜水艦を見に行く機会がありました。
Hawaii Undersea Research Laboratory(HURL) (FBページ)という施設が管理しているもので、-2000mまで行くことができます。この調査潜水艦で、ハワイ島の近くの海中で作られている火山(ロイヒ海山)などの調査が行われています。
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Pisces IV かV のどちらか。全体像。 |
二隻ある調査船のうち片方がありました。
HURL, NOAA, そしてハワイ大学のロゴが見えます。
前からみたところ。ごっついです。下部の半球部分に、
操縦士2人、研究者1人が入ります。
調査母船から離れて、バッテリー制御で動きます。
これ1度に全部使うそうです。充電も一苦労。
日本製のカメラがついてます。
海底地質採集用のボトル。意外にも、けっこう手作り感があって、
より身近に感じられました。
海底火山の噴出口の熱水が当たって、ケースが溶けてしまったそう。
各配線は、強力な水圧に対応するため、液体(たしかシリコンオイル)の
入ったチューブにまとめられています。
意外と小さな艇庫。
おまけ: スキューバタンクに空気を入れるコンプレッサー。
調査用潜水艦はとりあえずかっこ良くて、やっぱり深海調査って面白いよなー、なんて改めて思いました。日本もしんかい6500などの調査船をいくつか持っています。
しかし、深海調査はお金がかかるので、常に資金不足に悩まされているとのことです。
HURLは写真の大きさの潜水艦2機と他にもいくつかの小型潜水調査機器を管理していますが、この艇庫で、実際に働いているのは操縦士・技官・広報含め5人だけ。資金難で。調査日数が年減って最近は年間50日程度になってしまい、次世代の操縦士教育も遅れているそうです。なかなか厳しいですね。
最後に、、募金とお土産を兼ねて、ポロシャツを買ってみたのですが、どなたか欲しい方いますか-!? 自分で着るにはちょっと大きすぎたので。
サイズはユニセックスのSです。刺繍が素敵です。もし欲しい人いたら連絡下さいねー。
ではまた!