Mar 11, 2020

読書記録2020年2月


だんだん心に余裕が出てきたようだ。

少し思うところがあって、自閉症スペクトラム(とくにアスペルガー症候群)と、そのパートナーの関係について調べている。

  • まずは入門編で入りやすい漫画から


パートナーの目線からどういう経験をして、どういう感情になって、同変化していったかを書いている。中身はすごい重いけど、漫画だし絵柄が朗らかなので読みやすい。


  • 漫画の監修をした専門医が書いた本

夫がアスペルガーと思ったときに妻が読む本
河出書房新社








3冊読んでみて「カサンドラ症候群」、症状としてはいろいろあるけれど、適応障害に近い。職場の適応障害なら、限られた時間だから逃げたり、環境を変えたり、考え方を変えたり対処のしようもあるけれど、家庭で適応障害なったらもうそれ、どうすんのって感じで、基本的に全然希望が無い。しかも、他人からは理解され難いとなったらだいぶ絶望する。
このトピック、ちょうど良い本を見つけるのが大変な気がした。専門家が書いていて、医学的に適切で、変な煽りのない本。同じ著者の本ばかり読んでいるのもバランスが悪いので、他の著者の本も読みたいんだけど良さそうなのが無い。


  • 「普通」とはなにかを研究する。
ソーシャル・マジョリティ研究: コミュニケーション学の共同創造
綾屋紗月 澤田唯人 藤野博 古川茂人 坊農真弓 浦野茂 浅田晃佑 荻上チキ 熊谷晋一郎
金子書房









「発達障害者の側から多数派社会のルールやコミュニケーションを研究する「ソーシャル・マジョリティ研究」をまとめた初のテキスト。」


発達障害の著者が企画する連続講義シリーズ。各分野の専門家が、”普通とはなにか”、普通の人が無意識にしているルールとはなにかを明らかにしていく。私自信は基本”普通”寄りで生きていると思っているけど、改めて言語化されると面白い。ある時は意識して、ほとんどの場合は無意識でやっているような、いわゆる"普通”のコミニュケーションの作法、特に3人以上の時の会話や、目線、身体の動かし方について、解説されているのは面白かった。


人に合わせすぎる傾向があるので、人の特性を知りながら自分と他人の関係性について考えて行くのが今面白い。もう少しいろいろ知りたいんだけど、良い本が見つからないな。



  • 科学技術行政のホントのところ
誰が科学を殺すのか 科学技術立国「崩壊」の衝撃
毎日新聞「幻の科学技術立国」取材班
毎日新聞出版 (2019-10-28)









科学技術行政の本当のところ。こういう本は割と偏りがちだけれど、2016年から2019年前半までの動きが、比較的客観的にかかれていて、ナカノヒトとしては面白かった。
構造的にも多くの問題があるけれど、その構造について経緯を含めて解説してくれて、もやもやとするものが少し溶けたようにも思う。


  • 生きるとは、死ぬとは、身体とは、脳とは。
キャサリンはどのように子供を産んだのか? How Did Catherine Cooper Have a Child ? (講談社タイガ)
森 博嗣
講談社








森博嗣、年末にブログもやめてしまったし、現実もWWシリーズも本当に仙人のようになってきたな。ところでこの表紙よく見るとけっこう怖い。。
過去のシリーズから少しずつつなげてきていて楽しい。


今月、気持ちにも時間にも余裕が合ったようで比較的重めの本もいくつか読めてよかった。



今月の動画

  • 【@小豆】ニア 踊ってみた【bake】


恋ダンスとかで有名はパオパオチャンネルの小豆ちゃん。この曲の雰囲気が好きで何度も見てた。


前から好きな、まなこ、バージョンも良い。
  • 【夕香里×まなこ】ニア 踊ってみた


まなこちゃんのやや機械っぽい動きがボカロ曲には合っていて良い。


このブログで、まなこの踊って見たについて書いたことなかったからこの機会にマイナーまなこベスト3!

  • ベスト1 【まなこ】さようなら、花泥棒さん 踊ってみた

ロケーションとファッションと歌とダンスが絶妙にマッチしていて好き。

  • ベスト2 【まなこ】エレクトリック・マジック 踊ってみた

楽しそうで良い。絶妙なタイミングで入り込むボートも良い。

  • ベスト3 【まなこ】ミュージックミュージック 踊ってみた

謎のロケーション、かわいいワンピース、ダンス、ちょっと黒い膝。

基本100万回再生以下から選ぼうと思ったけれど、すきなの多くてなかなか難しい!


LAの動くカメラで取られるダンスもいいけど、日本の踊ってみたの固定カメラも好きだなぁ。