Sep 4, 2013

モロカイ島旅日記〜③ハワイ最初の村を訪ねる+α〜

Aloha! こんにちは。

モロカイ島旅日記その③エコツアー+α編です。(①出発編②ミュールライド編はこちら)

こちらの山崎さんという方にエコツアーをお願いしていました。
ハワイで一番最初に人が上陸した場所というところなど、モロカイ島の
東側半分をぐるっと一周紹介して頂きながら、ハワイの神話やフラの話、
モロカイ島の現在の様子などを、たくさん聞かせてもらいました。

一番最初に行ったのは ハラワ halawa と言って、ハワイで一番最初に人が上陸したという伝説が残っている場所。
ハラワ湾を上から眺める
内陸に入り込んだ湾になっていて、海岸の上は扇状地になっています。
奥の山側から流れる滝からの豊かな水で、タロ芋の田んぼが作ってあったり、家が建っていたり。今は数家族しか住んでいませんが、昔は豊かな村だったそうです。
昔の小学校 今は廃墟
モロカイ島中心の村から車で1時間半かかるこの小さな村の小学校で、ハワイ人の子供達に英語が教えられていた時があるというから、なんだか不思議というか感慨深いです。

そういえば!このハラワはハワイの人たちにとって神聖な場所とされているそうで、
島の東側に入る前に、ティーリーフのレイを作りました。
おじちゃんにティーという木の葉っぱをもらって、細かく割きます。
この作業、性格がでます。

それをつなげて完成! 一日これを首にかけて守ってもらいました。
最後に訪れた子宝の神様の石ファリックロック(あえてカタカナ!)にお供えしました。
いつか子宝に恵まれますように。。。。。。
ちなみに別の日には島の西側にも行きました。こんな素敵なビーチでのんびり!
全長3km程度,広い!
陸だけでなく海もということでダイビングも!(英語)

こういう「何もない島」が好きな私にとってはかなり楽しい旅でした。
ちなみにモロカイ島には外食できるレストランは数件しかないので、その辺は期待しないでくださいね。長期滞在なら自炊がオススメです。

のんびりもしつつ、夏学期の授業でまなんだハワイの歴史を現地で復習しつつ、アクティビティも楽しむ!という丸3日間のモロカイ島旅行、かなり満喫でした。

モロカイ島旅日記はこれでおしまいです。さて、次はどこの島に行こうかなー。

ではまた!

Sep 2, 2013

モロカイ島旅日記②〜ミュールライドに挑戦〜

Aloha! こんにちは。

モロカイ旅日記の続きです。(①出発編はこちら

モロカイ島で唯一の観光地カラウパパ半島へのミュールライドに行ってきました。
カラウパパ半島(wiki)は崖と海で囲まれて、簡単には入れない場所です。
そこへミュール(ラバ)に乗って行きます。
大人しくて賢いミュール。シャビィ Chevy
標高500m以上の所から断崖絶壁を海まで下ります。ひたすら階段の続く道を
ミュールたちが私たち人間を乗せて下ってくれます。
彼等は賢くて、何度も通っている道なので、リラックスして乗っているだけで大丈夫。ときどき草を食べるのに夢中になってとまってしまうけどそれもご愛嬌。
高所恐怖症のひとにはちょっと大変!?
こんな感じの崖を下る事1時間半、26回の折り返しを経てやっとカラウパパ半島に到着。
この崖を下ってきた!
カラウパパ半島というのは実は、歴史的にも重要な場所です。
12世紀にはハワイ人が小さな農村を開いていましたが、18世紀になって
ハンセン病(wiki)患者の強制療養所が作られました。しかしここは療養所とは言っても、他の土地とは隔絶していて、暮らすのは大変でとても「療養」できるような場所ではありませんでした。
そこにやってきたのダミアン神父(wiki)で、ここで教会を作ったり人々のために働いたり、大きなしごとをした人です。
ダミアン牧師の肖像画

そんな小さな村を小さいスクールバスに乗って巡ります。


村の新聞替わりの掲示板

ちなみに半島の反対側に行くまでの間に、バスが故障して1時間弱くら歩くことになりました..!
牧師と人々が作った教会

やっとたどり着いた島の反対側
景色も楽しめて、かわいいミュールと触れ合えて、ハンセン病の歴史も学べた有意義な一日でした。
帰りもミュールたちが乗せて帰ってくれます。ミュール達は暑くて汗だらだら流しててちょっと申し訳なくなっちゃったけど。
Chevy! お疲れ様!!ありがとう- photo by mom
モロカイ島に行った際にはぜひ挑戦してみてください!
ホノルルから日帰りもできるので、これだけのために行くのもありですよ。

さて、モロカイ旅日記は最終回エコツアー編に続きます。

★Kalaupa Mule ride (英語のみ) 朝8時集合~15時頃まで 

★さらに詳しい紹介 LoveMolokai (日本語)


ではまた!

Aug 30, 2013

モロカイ島旅日記①〜ハワイ上級者向けの島!??〜

Aloha! こんにちは。

ハワイでは今週から、新学期が始まりました。夏学期に比べて学生が数倍増え、大学もにぎやかです。

今日は夏学期と秋学期の間の一週間の休み期間に行ってきた旅行について書きます。母がハワイに来るので、ネイバーアイランド(オアフ島以外の島々)に行く事にしました。

選んだのはモロカイ島(wiki) !! 
有名なハワイ島やマウイ島をすっとばして、ハワイ上級者向けと言われるこの島を選びました。なぜかというと、、

1)日本人観光客に会わなそう(ワイキキで日本人にはいっぱい会うので、いないところに行きたかった)
2)島が小さいから車を運転しなくても済みそう(初心者なので。結果運転することになりますが、道も簡単、対向車もほとんどいなかったので、大丈夫でした)
3)のんびりしたい

というちょっと後ろ向きな理由から。笑 

周りの人にモロカイ島に行ってくると言ったら
「退屈しないか心配だよ」とか
「モロカイに行くなんて、お金と時間の無駄だよ(力説!)」と言われて、さすがにコーディネートした私としては心配になりましたが、、、
結果とても楽しく充実した旅になったし、母にも楽しんでもらえたようなのでよかった!

さて、前置きはこの辺にして本題に入りましょう。
モロカイ島はハワイで5番目に大きい島で、佐渡島の3/4くらいの大きさです。
人口は7000人で、一番おおきな町はカウナカカイで1000人くらい。
実際カウナカカイの町の近くに泊まりましたが、絶対1000人もいないでしょ,,と言う感じの小さな町でした。

ホノルル空港から乗り換えて飛行機で30分ですが、まず飛行機乗り場が小さい。。
ほんとうに小さい国内便の発着用の空港からこんな小さい飛行機(10人用)に乗ります。
今回は行き帰りともMokulele airline

子供の頃に連れて行ってもらったフィジーのカンダブ島に行くとき以来で、ドキドキ半分、不安半分。ちなみにチケットは往復1500円くらい。
ホノルル市街、ダイアモンドヘッドを眺めつつぼぅとしていたらすぐにモロカイ島に着いてしまいました。
上から見たダイアモンドヘッド クレーターらしさがよくわかる

モロカイ島でなにをするかといえば、観光地はほとんどありません。笑
数少ない一つが、カラウパパ半島へのミュールライド(official site)。
船か飛行機かこのラバに乗ってしか行けない半島へ行ってきました。
これについては、次の記事で詳しく書きますね。
崖の上からカラウパパ半島を望む

モロカイ島には大きなホテルも今はありません。
Molokai hotel というのがあるそうですが、そこも今はレストランが工事中とのこと(2013年8月現在)。
基本的には島にいくつかある、コンドミニアムかB&B(Bed & Breackfast)と言って、朝食とベッドだけ用意してくれる民宿のようなところに泊まります。
私たちは、日本人の方がお家の一部屋を客室としてあけている所に泊めて頂きました。
とっても素敵なおうちとご家族でした!! (ありがとうございます)
調べたらすぐ見つかると思いますが、ここでは紹介しないでおきますね。気になる方は連絡下さい。
泊めてもらったお家で飼ってるヤギさん

モロカイ島についてはここのサイトLove Molokaiが詳しいです。
計画をたてるとき、宿を探すとき、とても参考になりました。

長くなってしまったので、今日はこの辺で。。

ではまた!