Sep 2, 2013

モロカイ島旅日記②〜ミュールライドに挑戦〜

Aloha! こんにちは。

モロカイ旅日記の続きです。(①出発編はこちら

モロカイ島で唯一の観光地カラウパパ半島へのミュールライドに行ってきました。
カラウパパ半島(wiki)は崖と海で囲まれて、簡単には入れない場所です。
そこへミュール(ラバ)に乗って行きます。
大人しくて賢いミュール。シャビィ Chevy
標高500m以上の所から断崖絶壁を海まで下ります。ひたすら階段の続く道を
ミュールたちが私たち人間を乗せて下ってくれます。
彼等は賢くて、何度も通っている道なので、リラックスして乗っているだけで大丈夫。ときどき草を食べるのに夢中になってとまってしまうけどそれもご愛嬌。
高所恐怖症のひとにはちょっと大変!?
こんな感じの崖を下る事1時間半、26回の折り返しを経てやっとカラウパパ半島に到着。
この崖を下ってきた!
カラウパパ半島というのは実は、歴史的にも重要な場所です。
12世紀にはハワイ人が小さな農村を開いていましたが、18世紀になって
ハンセン病(wiki)患者の強制療養所が作られました。しかしここは療養所とは言っても、他の土地とは隔絶していて、暮らすのは大変でとても「療養」できるような場所ではありませんでした。
そこにやってきたのダミアン神父(wiki)で、ここで教会を作ったり人々のために働いたり、大きなしごとをした人です。
ダミアン牧師の肖像画

そんな小さな村を小さいスクールバスに乗って巡ります。


村の新聞替わりの掲示板

ちなみに半島の反対側に行くまでの間に、バスが故障して1時間弱くら歩くことになりました..!
牧師と人々が作った教会

やっとたどり着いた島の反対側
景色も楽しめて、かわいいミュールと触れ合えて、ハンセン病の歴史も学べた有意義な一日でした。
帰りもミュールたちが乗せて帰ってくれます。ミュール達は暑くて汗だらだら流しててちょっと申し訳なくなっちゃったけど。
Chevy! お疲れ様!!ありがとう- photo by mom
モロカイ島に行った際にはぜひ挑戦してみてください!
ホノルルから日帰りもできるので、これだけのために行くのもありですよ。

さて、モロカイ旅日記は最終回エコツアー編に続きます。

★Kalaupa Mule ride (英語のみ) 朝8時集合~15時頃まで 

★さらに詳しい紹介 LoveMolokai (日本語)


ではまた!