こんにちは。
久しぶりのbook-logです。池澤夏樹著の「ハワイイ紀行」(文庫、完全版)を読み終えました。この本、とても良かったです。
せっかくハワイに来て勉強しているので、専門の事や英語だけでなく、この島の独特な文化や歴史、自然も学びたいと思っていました。
この本は文庫本にして500ページ以上と結構おもいですが、ハワイの各島を回って、
自然から、フラダンスなどの文化、そして如何に人が渡ってきたところから、アメリカ併合されて現在に至るまでの歴史まで書かれています。
著者も書いているように、現代のハワイの様々な人種の移民で構成された特有な社会のこととか、観光の影響だとかそういったことは書かれていませんが、自然や歴史文化などの基本的なことを学ぶには最適な本だと思います。
7月にハワイ大学に来て夏学期にはハワイアンスタディーズという授業をとっていましたが(ハワイ大でサマーセッション受けてみた)、この本で授業の内容7割くらいはカバーしています。(受講している時に読みたかった!)
ハワイで勉強している日本人留学生に特におすすめです。(ハワイ大学の図書館で借りられます)
ではまた。