Apr 15, 2012

-30mで深呼吸


No.245

4/14(Sat)

Point 真栄田岬
Member Guide-Y  A, K
Time 11:47- 12:15  28min 
Max 34.0m  Tem 22.7℃


一年半振りの真栄田でした。
ってことで、馬の背方面のディープへ。
-30mを超えると「空気吸ってるぅ」って感じがすごくして楽しいですね。
水面を見上げても、吐いた泡が消えるのを見ていられないくらい、深い。

ヤシャハゼやヒレナガネジリンボウ(↓)がいると聞いたので探してみたけど、見つからず。
photo by wikipedia
けっこう大き目なコブシメは見かけました。
photo by wikipedia
ちなみに、コブシメというのは方言なんですね。知らなかった。コウイカが日本名なんですね。
ちなみに、無脊椎動物のなかで一番知能が高いそうですね。
イカといえばこの先生です。「イカの心を探る」

今日は、サンゴの色ばかり見ていました。
よく見ると、茶色いばかりじゃなくていろいろな色を持っています。
んー、カメラ欲しい!!


帰りに食べた「はなきなぁ~」のそば、おいしかったです。
最近、ソーキをそばとは別に盛るの流行ってるのかな…??


ではまた!

Apr 9, 2012

ピグミーシーホースを探す旅



No.244


4/8(Sun)


Point 砂辺No.1
Member Guide-Y  Y, K
Time 9:18- 10:08 50min 
Max 17.8m Tem 22.1℃


最初に言っておきますね。
ピグミーシーホースはこんなやつ↓ですが、影も形もみつけられませんでした。
今日は、天気もよく、透明度もよく、「海に来たっ!」
っていう感じがすごくして、さわやかでした。

砂辺No.1の右の壁をひたすら、南へ。
右に泳ぎ始めてすぐのところに、昔からいるクマノミ2種がご健在でうれしかったです。
ここのクマノミは普通の黒とオレンジの混ざった色ではなく真っ黒なので特に好きです。
photo by Y
(これはカクレクマノミ

春なのでウミウシもたくさんいました。少し珍しかったのは、
メレンゲウミウシ
photo by Y
ムラサキウミコチョウ
photo by Y
春なので、プランクトンもたくさんいました。大きいものから小さいものまで。
 photo by Y
見えますか?こんなのや…たくさん。絶対あの中に新種いたと思う…


カマスやサザナミヤッコも見ました。
水面移動中にいたクモウツボも適度なサイズでかわいかった。

それから、前日にサンゴの分類について教わったからか、
何度ももぐった砂辺No.1は、思っていた以上にいろいろな種類のサンゴがいました。
知識が増えてからフィールドに出ると、どんどん見えるものが変わっていくので、とても楽しいです。




最後に、午後にイースターピクニックで訪れた北中城村吉の浦海岸。

ここでも磯歩きをしましたが、ほどんどサンゴはありませんでした。
昔はサンゴ礁だった形跡があったけど、今は藻に覆われていて、復活もしていません。
復活していないのはたぶん、東海岸で幼生の流入がしにくいことと、
工業地帯が近いことがあるのかもしれません。


ではまた!

Apr 7, 2012

裏真栄田で磯歩き


研究室の先生と先輩方と磯歩きに行きました。
場所は「裏真栄田」

「青の洞窟」で有名な真栄田岬の西側で、かなり広いリーフがある場所です。
今日は、一年でも一番潮の引く時期だったので、アウトリーフまでずっと歩いていくことができました。

ビーチの手前側には昔、石切り場だった名残があり、
地面の石灰岩が人工的に四角く切り取られていたのが印象的でした。

サンゴを中心に見ていましたが、小さな群体から直径数十cmほどのものまでありました。
この何年かで、かなり回復しているそうです。

いくつか名前を教えてもらったので、
メモとして、和名(学名)を残しておきたいと思います。
(記憶があいまいで、間違っているかもしれません><)


サンカクミドリイシ(Acropora monticulosa)
コユビミドリイシ(Acropora digifera)
オヤユビミドリイシ(Acropora gemifera)


裏真栄田にミドリイシ属は6種いるそうです。
(あれっ!? あとみっつどこいった…

エダコモンサンゴ (Montipora digitata)


ハナヤサイサンゴ(Genus Pocillopora)


(見た目がピンク色でかわいかったり、カニや魚が中に住んでいたりするので、
面白くて好きな種類のサンゴです)


ハマサンゴ(Genus Porites)


ノウサンゴ(Genus  Platygyra)


パリカメノコキクメイシ(Goniatrea aspera)




……ほかにもたくさん教えてもらったんですが…
40度の水温にも耐えられる無敵な種とか、もっと変わった形の種とか…
忘れてしまった><

種類だけではなく見分け方や、オニヒトデの食べたあとがどんな風かとかも教えてもらいました。
(これはオニヒトデービル




今まで知らなくて驚いたのは、リーフってたいていごつごつしていて、
歩きにくかったりして、たくさん穴が開いていたりしますよね。
その中には、ウニがいたりしますよね…。
どうも、ウニがリーフの岩を掘って穴を空けているんだそうです。
(いつもスキューバで歩くのに躓きそうになってたのは、ウニのせいだったんだ!!)


いろいろ面白い研究の考えられそうなフィールドでした。
うーん…どういうテーマにしようかな…。


最後に、行きがけにいった沖縄そば屋さんがとってもおいしかったので紹介。
「金月ソバ」 58号から真栄田にむけて左に入るところの手前です。
軟骨ソーキそばを食べましたが、ベスト3に入れてもいいくらい!



楽しい一日でした☆