Jun 28, 2014

瀬底島でカイダコ(アオイガイ)を発見!


6月の上旬頃、瀬底島でサンゴの採集をしていたらこんなものを見つけました。




カイダコ、とかアオイガイと呼ばれている生き物です。
wikipedia先生などによると、、
学名は Argonauta argo 
貝の仲間ではなく、タコの仲間です。



確かに腕は8本でした。スミも吹きかけられました。。
10個弱くらい打ち上げられてしまったようで、海岸に散らばっていました。
中には殻が割れたり、殻から外れてしまったものもありました。
ちょっと長いけど動いてるところを見てみてください。




このカイダコ、貝殻を自分で作る珍しい生き物として、海洋生物の人の中では有名だそうです。アメリカから来た研究者の方も知ってました。(私は全然知らなかった!) 
普段は沖縄ではあまり見られないそうですが、なぜ今回居たのかは不明。。


ちなみに、貝殻をつくるこれ↑はメスで、オスはもっと小さいらしいです。
説明を追加
殻から離れちゃって死にそう。。!

拾ってきた貝殻の保存方法を考え中です。やっぱエタノールづけかなぁ。

ではまた!

Jun 15, 2014

ゴールデンウィークの石垣は寒かった。~5月の石西調査~

No.330-352, 石西礁湖・沖縄本島
投稿し忘れてたダイビングログです。
調査とは関係ないけど面白かった写真を紹介します。

今回一番印象に残ったサンゴ

直径5mくらいあるハマサンゴ 

うっすら黄色く見える定規が1mです

遠目に見ると、映画ナウシカに出てくる赤ちゃん王蟲(オーム)みたいで、
周りに守り神のように大きなコブシメ(コウイカ)とかもいて、待ち時間に一人ナウシカごっこをして楽しんでました。このポイントは透明度もとても高くてきれいでした!

オニヒトデ被害は深刻です


サンゴを食べるオニヒトデ。これは直径40cmくらい
オニヒトデの居たポイント。荒れてる。不気味な静けさです。静かすぎて本当に怖い。

半日休みを満喫


少しドライブして川平湾へ。さすがにGWのにぎわいでした。

半日休みがあったので、白保サンゴ村へ。
海岸でスーナという海藻をとってるおばあちゃん。御年85歳くらい!

これがスーナ。佃煮とかにするらしい。
白保の神様?

へんないきものたち

黄色いカイメン(海綿)みたいな生き物。なにこれ?
ひらひらのやわらかいいきもの。名前わすれちゃった。

4月末から5月上旬の石垣周辺は、水温が22℃から24℃程度で、一日海にいるとかなり寒く感じました。5mmウェットスーツの下に、タイツやらあったかラッシュやら、ヒートテックやら着込んでいったけど寒かったです。

調査自体は十分なデータも取れたし、就職活動のよい気分転換にもなり最高でした。
そして何より、石垣のご飯はいつもとってもおいしい! 
なんとか時間と目的を作って次回も参加したいです。
このような機会を下さった関係者皆様に感謝しています。

Jun 8, 2014

琉球大学生のための県外就活支援策まとめ


こんにちは。久しぶりの投稿になってしまいました。
普段の記事とは異なる内容になりますが、
今日は「琉球大学生のための県外就活支援策」についてまとめようと思います。
(情報は、2014年6月現在のものになるので、注意してください。)

Photo by F's C


私は県外でだけ就職活動を行っていましたが、正直、沖縄県の大学から内地へ行って就職活動をするのは、金銭面・情報面などで大変だと思います。往復するのにお金もかかるし、慣れない土地でいろいろな企業を回ったりセミナーに出るのはストレスが多いと思います。
しかし、大学や県などからいろいろ支援策がでているので、それらを出来る限り活用することで、少し楽になるのではと思い、簡単にまとめてみました。


1.旅費支援

最近はLCCが就航してだいぶ楽になりましたが、まだ1往復2万円くらいは掛かります。
琉球大学就職センターと沖縄県から支援策が出ています。

琉球大学就職センター 県外就活 旅費支援事業

-1人年度につき1回まで、2万5000円。-大学就職センターにて、前日までに申請が必要
-帰沖後、2週間以内に報告書・搭乗券などを提出のこと

私は2回利用しました。滞在中の活動日程などに制限が少なく、利用しやすいのでおすすめです。例えば、1週間滞在して、そのうち活動日が2日とかでも利用できるようです。
詳細は募集要項をよく確認してください。


沖縄県 県外就職活動支援 

-最大5万円の旅費・宿泊費の支援
-2週間前までにWebまたは書類で申請
-帰沖後、2週間以内に報告書・搭乗券などを提出のこと
-旅券等の手配は旅行会社が行う
-個別企業説明会または面接のみに適用

私は申請可能日が合わず(6/1から3/31までだった)、利用できませんでした。
2週間前に申請しなければいけないなど規定が厳しいので、実際は利用しにくいかもしれません。ただ、5万円は大きい! 予定の立てやすい説明会などの時に活用するといいかもしれません。
こちらも、詳細をよく確認して下さい。

このような支援策を行ってくれる県は多くないようですので、どんどん使っていくのが良いと思います!

2.就活相談・面接練習・ES添削など


各大学の就職センター(琉球大学)

各大学の就職センターでは、個別のカウンセリングや面接練習、ES添削をしてくれます。
が、内地中心で活動していると就職センターに行って相談する機会が取れないことも多いかと思います。私は、個人的に「就職コーディネーター」という人にメールでES添削をしてもらっていました。

ですが、就職センターの人は、県外就活の情報には強く無いです。
県内の様子には詳しいかもしれませんが、センターの人が実際に県外就活したことがあるとは限らないので、やむを得ないですが。。
就職希望地があるなら、その場所の新卒応援ハローワークなどの方が、現地の情報により強く、より有意義な相談ができるとと思います。

東京なら、
新卒応援ハローワーク/東京ハローワーク  を利用していました。
特徴としては、
-都内6カ所にある
-グループディスカッションや個別面接などのセミナーを受けられる
-担当の支援者がついて、定期的に相談できる

とりあえず現状を聞いてもらったりするだけでも、気が楽になります。
あと、新宿などの大きいところは圧倒的に情報量が多いので、より適切なアドバイスが受けられるかもしれません。

こちらは利用していませんが、渋谷にある
東京わかものハローワーク でも同様の支援が受けられるようです。

3.役に立ったサイトなど


面接対策やESの構成などは、

などを利用しました。

ここには書いていませんが、一番問題になるのは宿泊場所かもしれませんね。
私は東京に実家があったため、ほとんど状況がわかりませんが、
レオパレス等を借りたり、ドミトリー等に泊まる人も多いようです。
東京では最近は、地方からの就活生のための宿泊場所などもできているので、検索してみたら何か良い場所が見つかるかもしれません。

正直、県や大学の支援策だけでは心細い部分もあるので、使えるものは何でも
ハロワークも友人などの情報も利用していくのが良いかと思います。

いろいろと大変なことも多いかと思いますが、この記事がどなたかの役に立てば幸いです。