今日も春の大潮なので、磯歩きに行ってきました。
本島南部で一番サンゴがある「ゆりかご」から、
なぜかサンゴの骨が流れ着いてくる「墓場」まで!
まずは大渡海岸。ここはたくさんサンゴが生きているので「ゆりかご」です。
冬場も潜れるダイビングポイントとして有名です。
日本史に出てくるジョン万次郎が流れ着いたといわれているので、
通称「ジョン万ビーチ」(ジョン万次郎さん、予想以上にすごい人でびっくり!)
ちなみに、この写真はリーフの外洋側から岸に向かって写したもので、
下に見える茶色いのは、手前側はほとんど全部サンゴです。
枝状のミドリイシばっかりなので、足の踏み場がないほど!
折らないように歩くのに苦労しました。
遠目に見ると、茶色ばかりに見えますが、
中にはこんなに色鮮やかなものもいます。
これはオヤユビミドリイシ(Acropora gemifera)か
サンカクミドリイシ(Acropora monticulosa)
他の種類の中でもひときわ目をひきますね。
サンゴにはいろいろな色をもつものがいますが、
その仕組みについてはまだわかっていないことも多いです。
こんなのも見ました。
サンゴに埋もれるウニ。出てこれるのかな??
ウンバチイソギンチャク。危険生物です。
パッと見ソフトコーラルに見えるけど、さわったら激痛が走るそうです。
ちなみに、刺されても酢をかけてはいけません。逆効果です。
見たのは何年か前の奧武島以来でした。
そのあと、知念村近くのサンゴの「墓場」で流れ着いた骨を見ました。
周りには、まったくサンゴ礁が無いのに死骸だけ流れ着いていて不思議でした。
ある先生が、
「沖縄の砂浜は白くてきれいだけど、
これはみんなサンゴや貝の死骸なんだから、ここは『死の砂浜』なんだぞっ!」
って言っていて衝撃を受けたのを思い出しました。
お昼ごはんの玉屋そば。素朴な味でおいしかったです。
お取り寄せもできますよ♪
最後に、いつもいろいろ教えてくれる先輩方に感謝します!
ではまた!