Mar 17, 2013

大浦湾でダイビング



2013.3.17 Sun
Point 大浦湾: Zinza's point, ユビエダハマサンゴ, アオサンゴ

2013年初のボートダイブは、沖縄北部東海岸の大浦湾でした。
5年ぶりに潜る機会を頂きました。地理的にはこんなところです。


ここは私が「サンゴの研究」をしようと思うきっかけになった少し特別な場所です。
久しぶりに来れてとても嬉しかったです。

大浦湾に関してはこちらのページに紹介があります。
生き物やサンゴについて (SDCC ジュゴン保護キャンペーンセンター)



やっぱりまだ寒かったのと、ちょっと船酔いで
写真とる余裕があんまりなかったのですが、少しだけ。

アオサンゴはやっぱりかわいい

巨大ハマサンゴ

ユビエダハマサンゴ群落の上でふわふわ

日差しが暖かくて助かった

久しぶりに調査でなく潜ったので、とてもリラックスできました。
5年前とは目指すものは少し変わりましたが、
今できることをがんばろう!と心新たにした1日でした。


thanks to: team Snufikin and Hijiki's dad

Mar 3, 2013

4月から大学院に進学する人へ。1つの質問と5つの伝えたいこと。


今日は、いつものダイビング・調査ログとは少し違う記事も書いてみようかと思います。

前置きですが、私自身について。

沖縄在住の理系院生(現修士1年)です。東京出身。
学部生時代はダイビングやサークル活動、学外活動に勤しんでいて
学業はかなりおろそかになっていました。

授業にも研究室にもあまり顔を出さなかったので、卒論ではかなり苦しい思いもし、
教授や周りの先輩方にも多大なるご迷惑をおかけしてしまいましたが、
本当は留年ぐらいはしないといけないところをなんとか卒業させて頂きました。
(本当にありがとうございました。いつ振り返っても感謝でいっぱいです)

今は専攻と研究室を替え、おかげさまでなんとか順調な大学院生活を送っています。

そんな対称的な2年間の研究室生活を経た私が、


「4月から大学院に進学する人へ。1つの質問と5つの伝えたいこと。」

Dec 25, 2012

年納め@大渡海岸


あけましておめでとうございます。
このブログ、どれくらいの人に読んでいただいているのか
あんまりよくわからないのですが、
昨年訪れてくださったみなさま、ありがとうございます。

つたない文章と知識ですが、
今年もマイペースに続けたいとおもっていますので
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、年を超えてしまいましたが、
昨年最後のダイブログとちょっとサンゴ礁地形についてメモ書きを。


2012. 12. 25 
No.324
Point 大渡海岸

年納め&クリスマス(ダイブ)調査!
ということで沖縄本島南部の大渡海岸へ。

ここは
外洋ー礁斜面ー礁嶺(しょうれい)ー礁池(しょうち)ー陸
cr: Dorling Kindersley 2007

の地形がはっきりしている「サンゴ礁らしい」ポイントです。
実際には


©2013 DigitalGlobe, GeoEye

白波がたっている所の下側が外洋、波の沖側が礁斜面、
波の下から内側すぐが礁嶺(しょうれい)
そのさらに内側のいろが少し青くなっているところが礁池(しょうち)です。


調査ついでに写真左側の少し切れ込みのようになっている水路から沖へ。
ダイナミックな地形に圧倒されます。


ここのような、サンゴの壁があったり、
砂やガレのある溝があったりする地形を「Spur and Groove 」といいます。
(supr 尾根, groove 溝)
説明は英語で、実際はこれよりきれいですが、よい動画があったので
貼っておきます。


'Spur and Groove Dynamics' (cr: MarinePhage )
(詳しい地形の形成過程などについては(中井2007)など。)


全然動く気のないバラクーダにも驚きました。 



思っていたほど水温は低くなく(24℃)
いい年納めの調査になりました。

2013年も安全に、充実した調査、ダイビングができますように。



ではまた!




(crのある写真はお借りしました。また、リンクや内容など不適切なものがあれば
どうぞお知らせくださいm(_ _ )m