Feb 23, 2024

2024年1月2月の記録

 1月はここ4〜5年で一番大変だったけど、培った心技体のストレス対処を駆使して割と早く脱したので上出来だった。トラブル自体はあったけど、周りの人がかなり協力してくれてよく話聞いてくれたのは大きかったと思う。

2月になって久しぶりに本が読めるようになってきて嬉しい。ということで、読んだ本から。


昔、一度読んだ「僕たちはもう帰りたい」のシリーズが結構気に入っていて、その著者のさわぐちけいすけさんのパートナーシップ感が知りたくて「妻は他人」シリーズを読んだ。
ついでにメルカリで買ったらついてきた「だからお前はダメなんだ」も、読んだ。
パートナーは一番近い他人だと思ってるので、「妻は他人」シリーズに書かれているの内容は共感したし自分もこのタイプだな、と思うシーンがめっちゃ多かった。
「僕たちはもう帰りたい」も相変わらずよかった。嫌でもただ稼ぐ場所があるだけでも、行く場所があるから「帰りたい」と思えるし、もう帰りたいと思える家にしたいなぁという気持ち。
「だからお前はダメなんだ」はタイトルだけみてどうかなぁと思ったけど、想像と違ってよかった。あるあるな悩み、みんなつながっていてリアルだった。

  • フェミニストってわけじゃないけど、どこか感じる違和感について――言葉にならないモヤモヤを1つ1つ「全部」整理してみた  パク・ウンジ (著), 吉原 育子 (翻訳) 
もやもやすることが多くて、言語化を外注。本屋でなんとなく目に入った一冊。韓国の状況はシビアだなと思いつつ、ドラスティックに変化してっいっている様子が、変わらない日本からみているとすごいなと思う。

伊藤絵美さんの認知行動療法の本は昔読んでわかりやすくてそこそこ役に立ったし、細川貂々さんの「ツレがウツになりまして」は漫画も映画もよかった。こういう本は辛い時に読みたくなって買いがちだけど、ちょっとつらいかも、ちょっと具合悪いかもぐらいの時に買って読んで、いろんな手法を自分のものにしとくに限るなと思った。社会人なってからいろいろ大変だったことあったけど、ここに買いてあるストレスコーピングの手法の前半は大体日常生活に落とせるレベル、ちょっとしんどい時に思い出せるレベルにしてあったので、よくできてるじゃーんと自分に満足する一冊だった。悩み事もすこしずつ変わってくるから自分の対処リストをもう一度見直しておこうかなと思った。
  • コミュニケーション・スタディーズ ー アイデンティティとフェイスからみた景色  末田清子 (著)
人の考えばかりを気にする人が何を考えているのか、その行動はどうやって導かれているのかを知りたくて買った本。大学で使いそうな専門書だったけど、わりと読みやすく、帯にあるように「日常生活にも役に立つ」ものだった。
いくつか具体的に印象に残った箇所をメモする。
  • 「フェイスとは他者に見せようとする社会的に価値のある自己の姿」
  • 「なにか『失敗』をしなくても、日々コミニュケーション行動をとっている私たちは<中略>潜在的に自己や他者のフェイスを侵害する可能性をもっている」
  • 3種類のフェイス:親和-能力-自律:の中心にあるのが倫理的フェイス。3つはそれぞれ状況や人によりバランスが変わる。倫理的フェイスに反くことをすると3つの他のフェイスにも影響を与える。
  • 「コミニュケーション能力とは『コミニケーションの場において、相手を傷つけることなく、自分の目的を達成するに適した行動をする能力』」
  • コミニュケーション能力を構成する、「効果的であること」と「ふさわしさ」がフェイスと関係する。
  • コンフリクトの解決という目的のために、「効果」をもとめるだけでなく「ふさわしさ」を追求するのはなぜか。:他者の「フェイス」を相互に互恵的に尊重しているから。
  • 「シェイム」と「プライド」のバランスを欠いた状態になると、いろんな手法で(嘘をついたり、謙遜したり、、、)バランスを取ろうとする。
真面目な本が続いたので趣味の本も。
最近しりたい貨物列車の入門本。とはいいながら、結構情報量が多い。知らなかった世界で面白い。鉄道の世界はコンテンツ充実しているし、奥が深い。一生にわかになりそうだが、よくみかけるものの仕組みは知りたい。
OVER THE SUN にはまってはや数ヶ月。イベントにいったり、配信見たり、しっかりハマっている。パルコのポップアップに行ってから、そういえば読んだことのなかった互助会本を買った。ぬるりと聞いていた最初1年分くらいの数十話がまとまっていて、また聞き直したい!とおもう一冊。あの会話を文字で読むとそれはそれでインパクト強い。

しばらく前に買って読めていなかった一冊。モロッコのくだりは、行ったことのある街の話もあったりして、懐かしかった。とはいえ、ロバって生活から遠い生き物すぎて、ひとつひとつの話が面白い。今、著者は日本をロバと旅しているけど、その様子のポストも面白くみている。


遅ればせながらRRRを配信でみた。宝塚版を見る前に予習せねばの気持ち。世の中でいわれてるほどのめり込まなかったけど、3時間飽きさせないシーンの連続ですごい。日本語吹き替え版が結構よかった。3時間字幕追うの疲れるし。


本はこのくらいか。本当にしんどかったけど、概ね1ヶ月でリカバーしてきてるし、間にマラソンも走ったし本も読んだし、悪くない。知識と経験と技術が人生を支えてる感。
苦労しながら目指してきたところ「強くしなやかに生きる」を実行できてる感じある。もやもやしたりうーん、と唸ったりしているけど、まぁそこそこ良い感じ。大人になったなぁ。


あとはおでかけの記録。

  • 1/8  108回太陽礼拝するヨガクラス
うっかり申し込んでしまって、抜けられなくなったクラス。5回したところであきて、どうなん?と思いながら結構動けたし、おわったら1週間ぐらいめっちゃ体痛かったけど。すごくよかった!肩周りが広がったし、二の腕が鍛えられたし、息が苦しいほど肺の周りの普段使わない筋肉つかった。たぶん来年もやっている気がする。
  • 1/28 Ed Sheeran, +-=÷x „Mathematics“-Tour @ 京セラドーム
ミーハー的にしかきいていなかったけどいくつかハマっていた曲のあるアーティストだったのと、ちょうど前泊出張いくタイミングで大阪でやってたので。
「ルーパー」を使いながら生で音をつくって一人でうたってひいてのスタイルはすごかった。あとスタンド1列目で席良かったしよく見えたし楽しかったなぁ。
ドームの真ん中でうたっているのに、ライブハウスにいるみたいでした。日本のファンは静かに聞いてくれるから、って3曲追加してくれたのがとても特別でよかった。
I see fire、kiss me、make it rain という3曲だったらしい。



すんごいぐったりすることのあった直後だったので、行っただけでえらい。の日だった。
オペラは初めてだった気がする。喜劇もので面白かった。
互助会員だった妹の友人と3人で。イベントの配信も見て、osajiコラボも買って、ポップアップもいって、オーバーザサンに支えられた1ヶ月だったなー。だいじだいじ。
こっちは行ってないけど配信で。おばさんの本気を見た。ほんとよかった。堀井さんがすごかった。
これは別記事で!自己ベスト更新したよ!地元の先輩と。人と走るマラソンは楽しい。
宝塚とインド映画の相性はきっと良い。

まだ2月おわってないけど。よくぞここまでたどりつきました。おつかれさま!
いったん公開!








Jan 2, 2024

2023年10月11月12月の記録。

 

いろいろあった。いいことはたくさん。嫌なことも少し。戦う言葉を身につけた。だんだんと強くなった。そして生活は続く。

エンタメ

  • 10/14 milet 静岡

5am ツアー。ファイナルに申し込んでたけど、もう1回見ておきたくて、静岡まで遠征。


  • 11/18 milet 東京フォーラム

5am ツアー。セミファイナル。今回のアルバム、セットリストでよかったのはこの曲かなー。

HELL CLUB。ライブで聞くとなおよかった。

アニメ「葬送のフリーレン」のエンディングテーマの曲も良い。

milet公式のmv もアニメのスペシャル映像も良いけど、エンディング映像が良い。



初めての銀座歌舞伎座へ。インドの神話?「マーハバーラタ」を歌舞伎にしたもの。

マーハバーラタの話は、ヨガのクラスの中で何度か聞いたことがあったけど、歌舞伎になると新鮮。

神々の神々しさがすごい。


今年の誕生日はモネを見に。これは平日じゃないと入れないやつ。2700円となかなかなお値段でした。でもこれはいい、というのがいくつかあったのでよかった。

特に気に入ったのはPourvilleのシリーズ。それぞれ別の美術館収蔵なので、なかなかまとめては見れないものだったかも。

Cliff at Pourville, Morning

京都に2019年にできた福田美術館収蔵なので見に行こうと思えばいける?のか。

数年美術館行ってきて、ぼんやりと広くておだやかな海の絵が好きだというのがわかってきた。


アウトドア

  • 10/15 茅ヶ崎ビーチマラソン

茅ヶ崎の沿岸を10km2往復で走るハーフマラソン。当日その時間帯だけ大雨で心折れて、10kmでリタイヤ。午後になったらよく晴れて、いい日だった。漁港近くの食堂が美味しかった。

  • 10/21-22 那須連山、あだたら山

今年一番おもしろい旅だったかもしれない。海外からのVIP二人と旅なれた友人と山と温泉づくし。

1日目:茶臼岳→朝日岳→清水平→三本槍岳 を縦走。鹿の湯で汗を流す。移動して岳温泉へ宿泊

2日目:安達太良山→牛の背に回って、岳の湯。

VIP2人は山好き朗らかおじさんsで随時とっても楽しそう。ワイルドな銭湯にハイテンションになってたり、温泉卓球したり。山も今まで登ったことのないような景色がいろいろ見れてとてもよかった。誘ってもらって嬉しい!

  • 12/3 NAHAマラソン

毎年「スタートラインに立てたところで100点満点」の旅。今年は9年ぶりに完走もできて大満足。

翌日は丸1日雨の中、なつかしコースでなつかしプレイスをめぐる旅。のんびりできてとてもよかった。


恒例家族旅行

毎年の定番になった家族旅行。今年は父企画で大分へ。

「竹田」というところに連れて行かれるらしい。なにか絵を見るらしい。くらいしか事前情報がなかったけれど行ってみて大満足。

「竹田」→「別府」→「九重町・湯布院」を満喫する3日間だった。

竹田は田能村竹田という画家のいた街だったり、滝廉太郎が幼少期を過ごして「荒城の月」のモデルにした「岡城」があったり、移住した人たちがうまく古い小さな城下町に馴染んでいるいい街だった。観光協会が頑張っていて、「城下町パスポート」がお得すぎた。

別府は一瞬。昔からある温泉街感。インバウンドの旅行者めっちゃ多かった。日鉄の鉄鋼所の煙がエモだった。

最終日は不思議な骨董品屋さんにあんないいただいて湯布院と山奥の展示の部屋と耶馬溪へ。みたものもいろいろ面白かったが骨董品、美術品売買の業界の話が面白すぎた。

展示系

  • 竹田市歴史文化館 隈研吾の建物が良い雰囲気。日当たりの悪さから人がらを想像する。
  • 滝廉太郎記念館 滝廉太郎直筆のお手紙からにじみでる賢さ
  • 岡城 綺麗なお城。きのこ激推しのお土産やおばあちゃん。
  • キリシタン洞窟礼拝堂 ひっそり。
  • 金鱗湖 湯気があがる池。ここでしか生きられなくなってしまった巻貝「オンセンミズゴマツボ」去年60年ぶりに確認されたらしい。すごい。
  • 耶馬溪 昔の人はここの景色をみて中国の絵のイメージを膨らませたらしい。綺麗な谷。
レストラン
  •   Atelier de Champi クリスマスコースがたべたことのないあしらいと味のものたくさんでとても美味しくてお得だった!
  • Osteria e bar RecaD ランチコースも美味しかった
  • 湯の岳庵 亀の井別荘のレストラン。高級良い雰囲気。併設の「鍵屋」もおしゃれお土産屋さんだった。

本が読めていないー。2024年がんばろー。


記録つけ続けるのが大事。


Dec 10, 2023

9年ぶりのNAHAマラソン完走!

第37回の那覇マラソン、完走しました!!おめでとう〜〜!!

振り返ってみたら、なんと那覇マラソンを完走したのは9年ぶり!
学生時代以来でした。

マラソンシーズンとしては比較的早めの12月。だいたい繁忙期の最中。
東京と沖縄の温度差も厳しいし、コースもなかなか厳しいのが那覇マラソン。

最近は、本当に「スタートラインに立てたら100点満点」
沖縄に体持っていくだけて精一杯。で、出れてもハーフでリタイヤしてたのですが、ついに完走〜!
ハーフから先の景色を見たのは9年ぶり。なんかいちいち新鮮でした。
9年前は学生。当時のパートナーにつられてけっこうよく練習していて、体も軽く、当時自己ベストでゴールしてました。辛かった記憶も全然ない。





今回は、天候がちょうどよく涼しくて本当に助かった!
2月に京都で良いタイムで完走してたので、リタイヤは悔しいなと思ってたけど、自信もって完走できるほどの練習もしてなかった。
ハーフまでは調子よく、28キロくらいまでは、久しぶりに見る海や、懐かしの海岸にテンション上がってたけど30キロ手前から最後まではほぼ歩くしかなくキツかったー。
体調あまり良くなくて、頭もお腹も足も痛かったけど、なんとか制限時間内にたどり着きました!






ずっと長距離は好きだったけど、なんかここ最近、やっと自分の趣味になってきたな、という感覚があるな。
人と一緒に申し込んだりいろんな人の力を借りてるんだけど、自分が好きで練習もしたくてしてる、自分の趣味、だって言える感覚。
人生の目標は毎年一つ、マラソン完走する。だけどちょっと欲張りたくなるなー。
京都で出した自己ベストをなんとか更新したい気持ち。
自己ベスト更新を目標にするのじゃなくて、月間走行距離を目標にするかなこの冬。

これからも毎年、12月1週目の那覇のスタートラインに立ち続けられますように。
そうやって生活を続けられますように。
こうやって来続けられてるのは、生活がそれぞれ変わっても申し込み続けてくれてる友人たちがいるから。現地で迎えてくれる友達がいるから。1人では、那覇まで来るのは無理だ。ありがたい。大事にしたい。

終わって月曜は休み。
大雨だったけど1日満喫でした。
懐かしのおもろまちサンエーで沖縄食品たくさん買い物。
奥武島まで沖縄バンドの音楽聴きながら、ドライブ。
大雨の日にも何時間も練習した海岸で、定番の天ぷらかじって。
大学に戻って大学院の先生にも挨拶できた。
私は3代目くらいなのに、今日居た学生は14代目と聞いて驚愕したり。
沖縄料理毎食山ほどたべたり。
何度噛んでも味の変わるガムみたいに懐かしい思い出ばかり。
そして、那覇マラソン来るといろんなことを思い出しながら、みんな大切な人たちにどうか幸せでいて。って祈る気持ちでいっぱいになる。
そういう特別な日。

そして生活は続くね。
and LIFE GOES ON...
大切なひとたちが、また来年もケガなく元気で走れますように。
走れなくても来られなくても、心身ともに元気でいられますように。