Dec 30, 2013

深海調査潜水艦はカッコイイ!Hawaii Undersea Research Laboratory

こんにちは。今日は潜水艦についてです!
だいぶ前のことになってしまうのですが、やっぱりかっこ良くて
記録残しておきたかったので今更ですが書いておこうとおもいます。

ハワイ大学のMarine Option Program のイベントで、ハワイ大学とNOAA(アメリカ大気海洋局)の所有する深海調査潜水艦を見に行く機会がありました。
Hawaii Undersea Research Laboratory(HURL) (FBページ)という施設が管理しているもので、-2000mまで行くことができます。この調査潜水艦で、ハワイ島の近くの海中で作られている火山(ロイヒ海山)などの調査が行われています。

Pisces IV かV のどちらか。全体像。

二隻ある調査船のうち片方がありました。

HURL, NOAA, そしてハワイ大学のロゴが見えます。 
前からみたところ。ごっついです。下部の半球部分に、
操縦士2人、研究者1人が入ります。
調査母船から離れて、バッテリー制御で動きます。
これ1度に全部使うそうです。充電も一苦労。
日本製のカメラがついてます。
海底地質採集用のボトル。意外にも、けっこう手作り感があって、
より身近に感じられました。
海底火山の噴出口の熱水が当たって、ケースが溶けてしまったそう。
各配線は、強力な水圧に対応するため、液体(たしかシリコンオイル)の
入ったチューブにまとめられています。

 意外と小さな艇庫。
おまけ: スキューバタンクに空気を入れるコンプレッサー。

調査用潜水艦はとりあえずかっこ良くて、やっぱり深海調査って面白いよなー、なんて改めて思いました。日本もしんかい6500などの調査船をいくつか持っています。

しかし、深海調査はお金がかかるので、常に資金不足に悩まされているとのことです。
HURLは写真の大きさの潜水艦2機と他にもいくつかの小型潜水調査機器を管理していますが、この艇庫で、実際に働いているのは操縦士・技官・広報含め5人だけ。資金難で。調査日数が年減って最近は年間50日程度になってしまい、次世代の操縦士教育も遅れているそうです。なかなか厳しいですね。

最後に、、募金とお土産を兼ねて、ポロシャツを買ってみたのですが、どなたか欲しい方いますか-!? 自分で着るにはちょっと大きすぎたので。

サイズはユニセックスのSです。刺繍が素敵です。もし欲しい人いたら連絡下さいねー。
ではまた! 


Dec 28, 2013

「海の中から見る辺野古」(2009年 YWCA沖縄ニュースレターより再掲)

「海の中から見る辺野古」       

みなさんは、「アオサンゴ」をご存知でしょうか?
アオサンゴというのは鮮やかな青色の骨格を持つとても美しく日本では珍しいサンゴです。2007年の秋に辺野古岬の北、大浦湾で大規模な群落が発見され、調査が行われてきました。
 私は琉球大学の一回生で、海洋科学を専攻しています。昨年の春、沖縄にきてダイビングをはじめ、毎週海に行っています。特にサンゴ礁に興味を持っていて、昨年の9月に行われた大浦湾での調査に参加しました。
 そこで、大浦湾のすばらしい自然について、辺野古について考えたことを伝えさせて頂きたいと思います。

触手をのばしているアオサンゴ
私は、2008年9月21日、沖縄リーフチェック研究会ほか共催による、大浦湾でのサンゴ礁の調査「リーフチェック」に飛び入りで参加させていただきました。初めて訪れた大浦湾は、静かで自然のままのほんとうに美しい海でした。ティーマ漁港から船で南東へ約2kmほど行ったところ、辺野古のキャンプがちょうど向かい側に見えるあたりに、アオサンゴの群落はありました。船をとめ、海へと飛び込んだ瞬間、今まで見たこともないような光景が広がりました。一面に広がるアオサンゴと群がる小さな魚たち。こんなに大きく一面に広がるサンゴを見たのは初めてでした。青色を予想していた私は、実際は茶褐色で木の枝のような凹凸をした形をしているのに驚きました。

しかし、その先端が折れた断面の中心に鮮やかな青い骨格を持っているのでした。1つ1つの枝からでるたくさんの小さな白い羽のような触手がでたりひっこんだり、周りを泳ぎまわる小さな魚と一緒にゆれていました。幅約30m長さ約50mにわたって崖沿いに複雑な地形で広がるアオサンゴのまわりにはクマノミをはじめとするたくさんの魚が見え隠れしてあそんでいました。

さらに驚いたのは、群落の周囲は貝殻や砂、珊瑚の死骸が散らばるガレ場だったことです。その一角だけにサンゴ群落が広がりたくさんの生き物がいたのです。私はその美しさに、ただただ見とれて、いつまでもいつまでもそこにいれたらな、このきれいな海をずっと残しておきたいな、と思いました。
 船へあがり、建設予定の新基地のことを考えて、心が痛くなりました。なぜこの場所につくらなければならないんだろう…と。基地をつくってしまえば、環境は変化しサンゴも魚たちもそして、ジュゴンも大きな影響を受けるでしょう。一度破壊されてしまうと元に戻すことはとても大変です。もう、戻せないかもしれません。
 
 辺野古をはじめとして、沖縄の海の多くが環境破壊の危機にさらされています。一人一人ができることは少ないかもしれません。しかし、まずは周りで何がおこっているのか、知ろうとすることが大切なのではないかと思います。辺野古の沖縄の、海の美しさ素晴らしさを、一人でも多くの人に知っていただけたら、いつまでもそのままに残していけたらな、と願います。
 
(2009年1月)


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昔書いた記事ですが、再掲します。

沖縄県、辺野古・大浦湾の生物多様性ついては、WWFレポートが詳しいです。

2013年3月にダイビングに行った時の記録はこちら。

政治的・軍事的な情報に関しては、いろいろな立場の人がいろいろなことを言っているのでここには、載せないことにします。


2013年12月27日以降、いろいろと事態が動いていますね。
沖縄には6年住んでいてとても大切に思っているし、基地も身近にあるし、何度も関連した議論には参加しているけれど、こういう時に、いつも「外部者」としてみてしまって、自分の意見が持てないのがいつももどかしいです。
断言して、意思表示するのを避けたいだけかもしれない。
無意識にあきらめているのかもしれない。

今の考えがまとめられたらまた書きたいと思います。

ではまた!

Dec 25, 2013

Marine Option Program ハワイ大学マリンオプションプログラム 

こんにちは。
今日は、ハワイ大学系列の10の大学が協同で行っている教育プログラムについて紹介します。こんなのぜひ沖縄で作れたら面白いと思います。

海に興味のある学部生向けのプログラムで、Marine Option Program(以下MOP)と言います。

私もこの秋学期所属していたのですが、ハワイ大学マノアヒロ校 と各島の系列の学校の学生なら誰でもメンバーになることが出来ます。

一般的な日本の大学のように研究室で研究する機会の少ない学生に、フィールドワークの機会を紹介したり、インターンシップを紹介するのが、中心的な目的です。
その他にも、海に関連してイベント(魚市場見学・調査潜水艦見学) を開いたり。
生物同定と潜水調査の講習会をを開いたり。(QUESTプログラム)

また、計画書を書くところから、研究やインターンシップを行って報告書をする所までを行うスキルプロジェクトというのもあります。活動に参加したり、プロジェクトを進めることで、スキルが身に付く他に、ハワイ中の海洋関連で働いている人や学生ととつながりが作れるところが、将来に役に立つと思います。

MOPのオリエンテーションの授業(BIOL104) を受講して感じたのは理系だけでなく、文系の学生も比較的多いのが特徴的でした。また、それぞれの学生の計画しているスキルプロジェクトの内容も、海洋酸性化などの生物学的なトピックから、潜水写真をとってアウトリーチ(環境教育)に役立てようと言うもの、オアフ島に多くある沈船のデータベースを作ろう、と言うものなど、とてもバラエティに富んでいて、聞いていて面白かったです。
何より、このプログラムの人に聞けば、海洋関係の情報がどこに行けば分かるかとか、誰が詳しいかとか、そういった情報が集約されているのが、良い点だと思います。

沖縄県はハワイ同様に周囲を海で囲まれていて、海洋に関する教育が進んでいて欲しいですが、実際はまだ限られているように感じます。特に、どこに行ったら情報が得られるのか、誰が詳しいのか、研究に限らずに海に関わる勉強をするにはどういう機会があるのか、そういったことが集約されている教育組織があると面白いなと思います。
さらに、琉球大学だけでなく、沖縄高専や他の大学も文理合わせてネットワークを作れたらいいのになーなどと思いました。

これから、ハワイ大に留学する海に興味のある学生は一度、訪ねてみてください。授業だけでは得られない経験が積めると思います。

MOPは1970年代に始まったそうですね。意外と歴史が長い!
そして、あったらいいなー、じゃ無くて実際できるところから私も始めてみようと思ったのでした。
2013年冬号のニュースレターの表紙
(ニュースレターはここから読めます

ではまた!

Dec 22, 2013

ホノルルマラソン完走しました!

こんにちは。久しぶりのrunning-log です。と言う訳で、今回はめっちゃ個人的なメモです。

もう2週間以上経ってしまったけれど、12月8日にあったホノルルマラソンを完走しました!フルマラソンの完走は今年の目標の一つだったのでとても嬉しかったです。

9月にマウイ島でハーフマラソン走ったり、週に1~3回くらい、ジムや外で走ったりしてたけど、いつもゆるーくしか練習していなかったので、正直きつかったです。
ゴールした瞬間の写真を見つけた。(これ貼っていいのかな。。)

フルマラソン完走したのは6年ぶり2回目でした。前回は大学1年生だったので、
その時のタイムを超えようとしたら、大変でした。あの頃は若かった。。
景色を見る余裕は無かったけど、応援がうれしかったです。恥ずかしいけど、ちっちゃく結果を乗せときます。
10km: 1h17min
21km: 2h35min  (+1:18)
30km: 3h46min  (+1:11)
40km: 5h24min  (+1:38)
42.195km: 5h42min

ちなみに6年前の記録は5h50minだったから、一応超えられた!
でも、あのときは途中いろいろ食べ歩きしたり、マッサージに並んだりした記憶があるし、終わった後、筋肉痛も無くて余裕だったから体力はやっぱ落ちてますねぇ。うんー後半きつかったー。終わった後はもう絶対やらないーって思ったけど、たぶんまた走ると思います。もう少し体重落としたら、あと30分は早くなる気がするし、来年のNAHAマラソンとか走ってるかもしれません。

ナハマラソンと比べると、コースはアップダウンが少なくて走り易いけど、日差しが強い気がします。走っている人の半分くらいは日本人なので、スタートからゴールまで日本のマラソン走ってるような気分でした。日本人て、こういう忍耐力の必要なこと好きなのかなー。

朝5時半にスタートして走った後に、午後は音楽の授業の発表会もあったりして、長い一日でした。完走できて嬉しかった! 

Nov 21, 2013

Electric Beachでスノーケリング!

久しぶりに海に行った事を書きますね! 

このブログはもともと、ダイビングの記録を残そうと思って始めたんですが、ハワイに来て陸上で楽しい事が多くて、陸の出来事ばかりになってました..
でも今月2カ所ほどスキンダイビングに連れて行ってもらいました!

見えにくいですが、島の東側と西側。東側はHURLという調査潜水艦の艇庫の近くで、西側は通称Electric Beach という発電所の近くの海でした。(地図はElectronic になってるけど^^;)

どちらもあまりあまりメジャーな場所じゃなさそうでしたが、それぞれ面白かったです。

Nov 4, 2013

ハワイで沖縄を学ぶ~Akisamiyo-! Club ~

こんにちは。
今日は、ハワイの大学生が集まって「沖縄」を学ぶために作ったクラブ「Akisamiyo-!」を紹介します。

ハワイには、日本から移民として移り住んだ人、そしてその子孫の人たちがたくさんいます。日本の中でも沖縄からハワイに行った人の数が多かったようです。
そのような環境で、沖縄に興味を持っているハワイ大やホノルル周辺の学生が集まって、2003年に作られたのがAkisamiyo-!Club です。
沖縄について学び合ったり、シンポジウムを開いたり、フィールドワークに行ったり、いろいろなことをしています。


今年の9月には、オキナワフェスティバルで他の県人会、町民会などに混じってブースを出したりしていました。


Oct 14, 2013

「海の仕事」ってなんだろう


こんにちは。今日は「海の仕事」について考えてみます。日本は四方を海に囲まれていて、たくさんの海産物を消費しているのに、海に関わる仕事ってなんだかよくわからないな、、とよく思います。

そこで、こんな内容で

-「海の仕事」には何があるのか?

- 女性が長く働ける「海の仕事」は?

沖縄の大学・大学院に5年間通って、ハワイの大学に留学して、ダイビング三昧な学生生活を送った私が就職活動を目前にして、海に関わる仕事について知っている事・考えている事をまとめます。

Oct 4, 2013

ハワイ大学マノア校での留学が半分終了したのでまとめとか。いろいろ編

こんにちは。気付いたら10月ですね!早い。
この留学も残すところあと3ヶ月だとか、、まだ帰りたくないですね!
まとめの続きを書いていきます。

住居とか食事とか

申請が遅れて学内の寮に入る事ができなかったので、キャンパスからバスで10分くらいのところでルームシェアをしています。家賃は月$675で電気水道インターネット込みで、キッチン・リビング・バスルームは共用ですがベッドルームは十分に広い部屋を一人で使っています。最寄りのスーパーまで歩いて3分、海辺の公園まで歩いても20~30分と便利な場所で、シェアメイトも良くしてくれるので得に困ることは無いです。
 ハワイ大学の秋学期の寮の申し込みは4月下旬に始まるのでかなり気をつけていないと、申請しそびれてしまいます。国際課は基本的に住居に関しては直接助けてくれないので、自分で見つける必要があります。学外の寮としてはYMCA atherton house ,Easet West Centerなどがあります。ですがそれも8月上旬にはいっぱいになってしまいます。学外でルームシェアをするならCraiglist というので空いている部屋やルームメイトを探しますがなかなか大変だったので、早めに準備をすることをオススメします。
食事は基本的に平日は全て自炊しています。学内にはレストランやお弁当やさんもたくさんあるのですが、どれも基本$5~$9なので毎日買っていると結構な出費になってしまいます。
生活費は住居費を抜いて、基本自炊するならだいたい月4万から6万円くらいになると思います。(もちろん人によりますが、参考までに)

大学院生なので研究との両立とか

 今一番の悩みがこれかもしれないですね。。。まぁ、衣食住とか人間関係の悩みがなくて割と本質的なところなので、幸せなことです。
 授業時間数にすると週に12時間授業があります。そんなに多い方ではないと思うのですが、授業の課題をきちんとこなすことと、日本から持ってきた自分の研究のデータ処理や考察、論文執筆を平行して進めようとするとなかなか上手くいかないです。これまで前半3ヶ月間はあまり自分の研究と直接関係のない勉強が多かったのですが、今後は各授業の課題も自分の研究と兼ね合わせて進められそうなので、もうちょっと良くなると思います。当たり前ですが、授業の課題と期限は先生が決めてくれますが、研究の課題と期限を決めるのは全て自分なので、妥協しない強いココロが必要ですね!(いつも負けてる,,,)

英語とか科学とか

最近特に悔しいと思っていることが、1つだけあります。
具体的な行動としては、「大学院の専門の授業内ディスカッションで何も発言できていない事」なんですが。。
今、科学の世界では英語が共通語になっているので、研究結果を発表したり業績の評価対象になるのは基本的に英語で書かれた投稿論文になりますよね。従って、ほとんどの文献が英語が書かれている訳です。だから学生も当然英語論文を読みます。とくに生物学は他の理系分野よりも論文投稿と読むことに重点が置かれていると思います。
ただ英語を母語として生まれなかっただけで、情報を集めるのにも、読んで理解するのにも、理解して発言・議論するにも、余計に時間がかかってディスアドバンテージになっているのが、どうしても悔しいんですよね。
まぁ、いろいろ文句を言っていても仕様がないので、これ書き終わったら読みます。こういうのはコツコツ少しずつ進めるしかないのですよね。千里の道も一歩からってやつですね。

過去とか現在とかこれからとか

英語を勉強することは好きだったので、中学生くらいからなんとなく留学はしたいとずっと思っていました。でも、英語自体を学びたかったわけではなくて、英語をコミュニュケーションの道具として使って何かがしたい!と思っていました。今こうやって、一番好きな海洋生物学のフィールドで英語を使って勉強できていることは嬉しい反面、道具として使うべく細々と勉強を続けてきた英語が、道具としてもまだまだだったなぁというのを目の当たりにしているところです。留学は目標ではあったけど、ゴールじゃ無いので、過程の一つとしてこれからのキャリアに上手くつなげて行ければいいなと思ったりしています。 
 海に関わることを、学部そして大学院と7年間も学んで(前半はかなり不真面目だったにしろ)その後どんなキャリアが創れるのか、どういう仕事がしたいのか。というのは、いつも悩みの種なんですが、楽しめることが出来るように、考えすぎず考えていこうと思います。
「海に関わる仕事」については、近いうちにまた書きたいと思っています。


さぁ、論文読みましょうか!!

ではまた。



Oct 2, 2013

ハワイ大学マノア校での留学が半分終了したのでまとめとか。授業編

こんにちは。
最近タイトル長いですね!

7月から12月までの予定でハワイ大学マノア校に留学していますが、約半分が終わったのでちょっと反省と今後の豊富なんかをまとめてみたいと思います。7-8月の6週間の夏学期については以前まとめたので、今回は8月末からの秋学期の5週間について主に書きます。


Sep 30, 2013

ホノルルで魚市場に行ってみた!

こんにちは。

先日、ホノルルにある魚市場の「セリ」の見学に行ってきました。

ハワイでは日本と同じように、よく刺身や寿司を食べたり、魚をよく食べます。
伝統的な料理としてはポケといってマグロとかのマリネみたいなものも人気があります。そんな食文化を支えているハワイの魚市場がこちらです。


Sep 28, 2013

(読書記録)「ハワイイ紀行」池澤夏樹

こんにちは。

久しぶりのbook-logです。池澤夏樹著の「ハワイイ紀行」(文庫、完全版)を読み終えました。この本、とても良かったです。
せっかくハワイに来て勉強しているので、専門の事や英語だけでなく、この島の独特な文化や歴史、自然も学びたいと思っていました。

この本は文庫本にして500ページ以上と結構おもいですが、ハワイの各島を回って、
自然から、フラダンスなどの文化、そして如何に人が渡ってきたところから、アメリカ併合されて現在に至るまでの歴史まで書かれています。
著者も書いているように、現代のハワイの様々な人種の移民で構成された特有な社会のこととか、観光の影響だとかそういったことは書かれていませんが、自然や歴史文化などの基本的なことを学ぶには最適な本だと思います。

7月にハワイ大学に来て夏学期にはハワイアンスタディーズという授業をとっていましたが(ハワイ大でサマーセッション受けてみた)、この本で授業の内容7割くらいはカバーしています。(受講している時に読みたかった!)

ハワイで勉強している日本人留学生に特におすすめです。(ハワイ大学の図書館で借りられます


ではまた。



Sep 26, 2013

マウイバスが(意外と)使える! とマウイマラソン 2013。

こんにちは。
先週末の土日、マウイ島に行ってきました!

旅の目的は後ほど書くとして,,,
車の運転に自信の無い私は基本レンタカーせず、公共交通機関かタクシーを使って旅をしています。でも、学生なので予算はできるだけ押さえたい。車社会のアメリカ、しかも離島であるマウイ島でそんなことができるのか!!??

Sep 10, 2013

オキナワフェスティバルとBON DANCE

こんにちは。

日々授業の予習やら復習に追わています。
今日は、8月31日と9月1日にあった、オキナワフェスティバルについて紹介します。

ハワイのなかでも大きなお祭りの1つで、年に1回この時期にワイキキのカピオラニパークという大きい公園で開かれます。
ハワイ、とくにホノルルには多くの沖縄移民とその子孫の人々が住んでいます。
沖縄県のそれぞれの市町村が独自のクラブ(町内会のようなもの)を持っていて、それぞれに活動しています。また、沖縄民謡や琉球舞踊のクラブもたくさんあります。
オキナワフェスティバルはこの沖縄県町内会ハワイ支部(?)と各音楽クラブが一同に介して、踊りや音楽を披露し合ったり、屋台をだして交流したり、、、といったことをする、ハワイの沖縄コミュニティ最大のお祭りです。


Sep 8, 2013

ビールの匂いのする木

こんにちは。

ハワイ大学マノア校での交換留学も秋学期に入って本格的に始まったなという感じです。2週間が経ちましたが、なんだかあっという間です。先週ちょっと面白いことがありました。

タイトルに書いちゃったけど、ビールの匂いがする木を見つけたんです!
(友達には共感してもらえなかったんですが。。。)

Sep 6, 2013

アイデンティティはどうやって作られるのか。(ハワイアンスタディの授業課題から)

(授業の課題のために書いた小論文の日本語版を乗せます)

1.はじめに

 この授業の中での大きなテーマはアイデンティティである。
授業の中で、ハワイの創造神話から、近年の植民地支配から同化政策の歴史を学んだ。このような歴史を経て、さらに多くの国と地域からの移民が集まり、人種のるつぼ、あるいは、サラダボウル、となった。そのようなハワイに暮らす人、ハワイ人のアイデンティティはどのように形成されるのか、ということに疑問を抱いた。それは、親の人種、家族の祖国の、あるいはハワイの歴史文化慣習、所蔵するコミュニティなどを根拠とするのかもしれない。しかし、アイデンティティの形成は多様すぎて、想像がつかない。
そこで、より身近な自分自身のアイデンティティがどのように形成されているか、ということを、以下の4つの観点から比較し、考察する事を、このレポートの議題とした。
観点
1. 日本人のアイデンティティ
2. 沖縄人「うちなんちゅ」のアイデンティティ
3. 沖縄へ移住した日本人「しまないちゃー」のアイデンティティ
4. ハワイ在住沖縄移民のアイデンティティ

Sep 4, 2013

モロカイ島旅日記〜③ハワイ最初の村を訪ねる+α〜

Aloha! こんにちは。

モロカイ島旅日記その③エコツアー+α編です。(①出発編②ミュールライド編はこちら)

こちらの山崎さんという方にエコツアーをお願いしていました。
ハワイで一番最初に人が上陸した場所というところなど、モロカイ島の
東側半分をぐるっと一周紹介して頂きながら、ハワイの神話やフラの話、
モロカイ島の現在の様子などを、たくさん聞かせてもらいました。

一番最初に行ったのは ハラワ halawa と言って、ハワイで一番最初に人が上陸したという伝説が残っている場所。
ハラワ湾を上から眺める
内陸に入り込んだ湾になっていて、海岸の上は扇状地になっています。
奥の山側から流れる滝からの豊かな水で、タロ芋の田んぼが作ってあったり、家が建っていたり。今は数家族しか住んでいませんが、昔は豊かな村だったそうです。
昔の小学校 今は廃墟
モロカイ島中心の村から車で1時間半かかるこの小さな村の小学校で、ハワイ人の子供達に英語が教えられていた時があるというから、なんだか不思議というか感慨深いです。

そういえば!このハラワはハワイの人たちにとって神聖な場所とされているそうで、
島の東側に入る前に、ティーリーフのレイを作りました。
おじちゃんにティーという木の葉っぱをもらって、細かく割きます。
この作業、性格がでます。

それをつなげて完成! 一日これを首にかけて守ってもらいました。
最後に訪れた子宝の神様の石ファリックロック(あえてカタカナ!)にお供えしました。
いつか子宝に恵まれますように。。。。。。
ちなみに別の日には島の西側にも行きました。こんな素敵なビーチでのんびり!
全長3km程度,広い!
陸だけでなく海もということでダイビングも!(英語)

こういう「何もない島」が好きな私にとってはかなり楽しい旅でした。
ちなみにモロカイ島には外食できるレストランは数件しかないので、その辺は期待しないでくださいね。長期滞在なら自炊がオススメです。

のんびりもしつつ、夏学期の授業でまなんだハワイの歴史を現地で復習しつつ、アクティビティも楽しむ!という丸3日間のモロカイ島旅行、かなり満喫でした。

モロカイ島旅日記はこれでおしまいです。さて、次はどこの島に行こうかなー。

ではまた!

Sep 2, 2013

モロカイ島旅日記②〜ミュールライドに挑戦〜

Aloha! こんにちは。

モロカイ旅日記の続きです。(①出発編はこちら

モロカイ島で唯一の観光地カラウパパ半島へのミュールライドに行ってきました。
カラウパパ半島(wiki)は崖と海で囲まれて、簡単には入れない場所です。
そこへミュール(ラバ)に乗って行きます。
大人しくて賢いミュール。シャビィ Chevy
標高500m以上の所から断崖絶壁を海まで下ります。ひたすら階段の続く道を
ミュールたちが私たち人間を乗せて下ってくれます。
彼等は賢くて、何度も通っている道なので、リラックスして乗っているだけで大丈夫。ときどき草を食べるのに夢中になってとまってしまうけどそれもご愛嬌。
高所恐怖症のひとにはちょっと大変!?
こんな感じの崖を下る事1時間半、26回の折り返しを経てやっとカラウパパ半島に到着。
この崖を下ってきた!
カラウパパ半島というのは実は、歴史的にも重要な場所です。
12世紀にはハワイ人が小さな農村を開いていましたが、18世紀になって
ハンセン病(wiki)患者の強制療養所が作られました。しかしここは療養所とは言っても、他の土地とは隔絶していて、暮らすのは大変でとても「療養」できるような場所ではありませんでした。
そこにやってきたのダミアン神父(wiki)で、ここで教会を作ったり人々のために働いたり、大きなしごとをした人です。
ダミアン牧師の肖像画

そんな小さな村を小さいスクールバスに乗って巡ります。


村の新聞替わりの掲示板

ちなみに半島の反対側に行くまでの間に、バスが故障して1時間弱くら歩くことになりました..!
牧師と人々が作った教会

やっとたどり着いた島の反対側
景色も楽しめて、かわいいミュールと触れ合えて、ハンセン病の歴史も学べた有意義な一日でした。
帰りもミュールたちが乗せて帰ってくれます。ミュール達は暑くて汗だらだら流しててちょっと申し訳なくなっちゃったけど。
Chevy! お疲れ様!!ありがとう- photo by mom
モロカイ島に行った際にはぜひ挑戦してみてください!
ホノルルから日帰りもできるので、これだけのために行くのもありですよ。

さて、モロカイ旅日記は最終回エコツアー編に続きます。

★Kalaupa Mule ride (英語のみ) 朝8時集合~15時頃まで 

★さらに詳しい紹介 LoveMolokai (日本語)


ではまた!

Aug 30, 2013

モロカイ島旅日記①〜ハワイ上級者向けの島!??〜

Aloha! こんにちは。

ハワイでは今週から、新学期が始まりました。夏学期に比べて学生が数倍増え、大学もにぎやかです。

今日は夏学期と秋学期の間の一週間の休み期間に行ってきた旅行について書きます。母がハワイに来るので、ネイバーアイランド(オアフ島以外の島々)に行く事にしました。

選んだのはモロカイ島(wiki) !! 
有名なハワイ島やマウイ島をすっとばして、ハワイ上級者向けと言われるこの島を選びました。なぜかというと、、

1)日本人観光客に会わなそう(ワイキキで日本人にはいっぱい会うので、いないところに行きたかった)
2)島が小さいから車を運転しなくても済みそう(初心者なので。結果運転することになりますが、道も簡単、対向車もほとんどいなかったので、大丈夫でした)
3)のんびりしたい

というちょっと後ろ向きな理由から。笑 

周りの人にモロカイ島に行ってくると言ったら
「退屈しないか心配だよ」とか
「モロカイに行くなんて、お金と時間の無駄だよ(力説!)」と言われて、さすがにコーディネートした私としては心配になりましたが、、、
結果とても楽しく充実した旅になったし、母にも楽しんでもらえたようなのでよかった!

さて、前置きはこの辺にして本題に入りましょう。
モロカイ島はハワイで5番目に大きい島で、佐渡島の3/4くらいの大きさです。
人口は7000人で、一番おおきな町はカウナカカイで1000人くらい。
実際カウナカカイの町の近くに泊まりましたが、絶対1000人もいないでしょ,,と言う感じの小さな町でした。

ホノルル空港から乗り換えて飛行機で30分ですが、まず飛行機乗り場が小さい。。
ほんとうに小さい国内便の発着用の空港からこんな小さい飛行機(10人用)に乗ります。
今回は行き帰りともMokulele airline

子供の頃に連れて行ってもらったフィジーのカンダブ島に行くとき以来で、ドキドキ半分、不安半分。ちなみにチケットは往復1500円くらい。
ホノルル市街、ダイアモンドヘッドを眺めつつぼぅとしていたらすぐにモロカイ島に着いてしまいました。
上から見たダイアモンドヘッド クレーターらしさがよくわかる

モロカイ島でなにをするかといえば、観光地はほとんどありません。笑
数少ない一つが、カラウパパ半島へのミュールライド(official site)。
船か飛行機かこのラバに乗ってしか行けない半島へ行ってきました。
これについては、次の記事で詳しく書きますね。
崖の上からカラウパパ半島を望む

モロカイ島には大きなホテルも今はありません。
Molokai hotel というのがあるそうですが、そこも今はレストランが工事中とのこと(2013年8月現在)。
基本的には島にいくつかある、コンドミニアムかB&B(Bed & Breackfast)と言って、朝食とベッドだけ用意してくれる民宿のようなところに泊まります。
私たちは、日本人の方がお家の一部屋を客室としてあけている所に泊めて頂きました。
とっても素敵なおうちとご家族でした!! (ありがとうございます)
調べたらすぐ見つかると思いますが、ここでは紹介しないでおきますね。気になる方は連絡下さい。
泊めてもらったお家で飼ってるヤギさん

モロカイ島についてはここのサイトLove Molokaiが詳しいです。
計画をたてるとき、宿を探すとき、とても参考になりました。

長くなってしまったので、今日はこの辺で。。

ではまた!







Aug 25, 2013

ハワイ大学でサマーセッション 受けてみた!

aloha! こんにちは。

先週でハワイ大学での夏学期が終わりました。その様子をご紹介致します。

1.夏学期とは

ハワイ大では5月末からの6週間と、7月上旬から昨日までの6週間で
秋や春の通常の学期にも行う授業を、集中講座として開講しています。
私はそのうち7月2週目から8月3週目にかけてのSummer Session2 を受講しました。
今回は琉球大学からの交換留学に合わせて私費で来ています。

一般の交換留学は8月末から始まる秋学期、1月から始まる春学期に行われます。
しかし私の場合、進路や研究の都合上(※1)秋学期しか留学することができなかったので、
時間のとれた夏の期間に、追加の授業を受講することにしました。

2.授業の紹介

私が夏学期に受講した授業を紹介します。(※2)

(1) Hawaiian Studies 107 Hawaii: Center of the Pacific (Prof.Jonathan Osorio)

これは一般教養の授業で、ハワイそしてオセアニアの先史時代から現代までを勉強します。サブテーマは  'identity' アイデンティティ です。
孤立したハワイ諸島にどうやって人々は到達したのか、様々な神話や、
かの有名なカメハメハ大王や他の王様たちはどのように人々ををおさめたのか
クック船長がハワイに到来し、どのように人々の生活が変わっていったのか
ハワイがアメリカに併合され、太平洋戦争の戦地となり、そこから世界を代表する観光地となった今、何が問題となっているのか、といったことを学びます。
また、オセアニアにおける「核」の問題も取り上げます。
授業は、先生の話がメインで進みますが、貴重な映像資料を見たり、
先生が生演奏するハワイアンソングを聞いたり、飽きる事がありません。

評価は、3回の地図クイズの点数、3回の選択式テストの点数、2回のレポートの点数によって決まります。
また、ボーナス点がもらえる、タロイモ畑でのボランティア活動もあります。他ではなかなできない貴重な体験でした。
学内のタロイモ畑でボランティア活動
6週間という短い期間で、ハワイの主要な歴史とオセアニアとのつながり、そして自分自身のアイデンティティについても考える事のできる、内容の濃い授業でした。

(2) Biology 172 Introduction to Biology II  (Prof.Michael Huddleston)

この授業は生物学専攻の基礎的な授業です。キャンペル生物学原書9版 (Campbel Bilology 9th Edition)の教科書に沿って、生物学を網羅的に勉強します。
私が受講したBiology172はこの教科書の後半600ページ分程度を6週間で終わらせます!内容は生物の分類と、生態学が中心でした。
授業はスライドの説明が中心で、割と淡々と進みます。評価は4回の試験の合計点で決まります。
琉球大学では設定されていない、基礎的な生物をきちんと理解することのできる授業でした。
教科書購入の必要はありませんが、全く無いと試験で良い点を取るのは難しいです。
私は、少し古い日本語版の教科書を持っていたのでそれを使用しました。

これだけのページ数を1ヶ月半で終わらせます!

3.まとめ

夏学期の授業を受講して、良かった事と困った事をまとめます。

☆よかった事

6週間という短い時間で集中して授業を受けられるので、
交換留学の学生にとって普段の学期では取る余裕の無いであろう、専門外の講義も取ることが出来ました。
また、夏学期の受講生は大学の寮に住むことができるので、留学生でない友達も出来ました。秋学期に向けて何が必要なのか、またどのような授業をを受講するべきかを知ることができました。
大学寮の部屋、アパートタイプでとても快適

★困った事

夏学期は、1回65分の授業を月曜から金曜日まで行うので、
授業の進むスピードが早く毎週のようにテストや提出物が続きます。
そのため、一度理解できないところができると、復習したり先生に質問しにいったりする時間が取りにくいのでリカバリーするのが大変です。
良い成績をとりたいのであれば、十分な英語力をもって挑戦することをお勧めします。
Hawaiian Studies の授業の行われている校舎

最後に

夏学期の授業は交換留学ではなく、アメリカの大学と同じ費用を自分で支払わなければいけないので、相応の費用がかかります。しかし、通常の学期に向けての準備や集中的な勉強のできる良い機会なので、スケジュールや費用等の都合ががつく人は受講してみても良いかもしれません。また、ハワイ大学では、単位認定はありませんが、夏期に行う英語の講座も何種類か(HELPNICEなど)あるので、それらを受講するのも良いと思います。

 こんなところで、ハワイ大学での夏学期の紹介を終わります。
私と同じような状況になる人は多くないとは思いますが、どなたかの参考になれば幸いです。質問などあればいつでもご連絡下さい。


※1 サンゴの研究をしています。テーマの都合上、1月から6月が急がしいですが、夏休みの期間はあまり忙しくありません。また、来年度(2015年)卒業予定で、日本での就職を考えているので2月から5月は日本に居たい、と言う理由もあります。
※2 内容は私の受講した2013, Summer Session 2 での様子です。授業は年度によって、また先生によっても異なる場合があります。ご了承ください。


Aug 19, 2013

First dive in Molokai, Hawaii

It's really long time no see my Log book!
Today I try to write my diving log in English.
I welcome your comment of revising of my grammar mistakes or else.

No.329
2013.8.18.Sun
Point , South West side of Molokai  Hawaii
Member  instructor  from Molokai fish and dive 

It's my first time to dive except in Okinawa.
My mother is now visiting Hawaii and we trip to Molokai island together.
Molokai is very calm place and there are a few diving shop here.
Molokai fish and dive  is maybe one of the most popular one.
They only opens when more than 4 people coming but today there only me and my mom. However, how nice of them, they take us to diving. Thanks!

There some troubles and I could dive only one point, but it's really interesting experience.
 The place was shallow about 10 meters depth but there are so many corals. There firstly looks really diverse, but when I counting coral species, I could found just 7to 10 species.(*1) Though environment of this place looks really good like Sekisei Lagoon in Okinawa where they have over 300 coral species.
Here Hawaii has fewer number of coral species. From Hawaiian Encyclopedia, there are only 47 hard coral species. Hawaii does not have most major coral species coled Acroporidae in Okinawa and west side of Pacific Ocean. That makes the scenery really different in color, shapes, fishes, invertebrates and all..

by the way, it's really difficult to explain my feeling only by text.
I should buy water proof camera! nmmm,, including the housing it would be over forty thousand yen ,,,!

and I also should learn how ecosystems effected by this difference of diversity in ecological strength or stability. Anyone who knows good reference please tell me!

ah, I will surely dive again here in hawaii!

(*1) I found
massive Porites
branch type Porites
branch type  montipora
coverage type montipora
pocillopora meandrina
pocillopora eydouxi
pocillopora verrucosa
some kind of pavona
(just for note, I'm not sure.)


Aug 7, 2013

ハナウマ湾 で海水浴して真栄田岬に思いを馳せる。。

こんにちは。

先日hanaauma bay / ハナウマ湾(日本語紹介ページ) という場所に連れて行ってもらったのでちょっと紹介しますね。

hanauma bay は こんな感じのビーチです。

綺麗な弓形になっていて、海の中もビーチも保全管理の行き届いた素敵な場所です。
上の日本語紹介ページに詳しく説明が載っているのですが、1999年から、
魚の餌やりが法律で禁止され、管理されるようになっています。
また、ビーチに入る前には利用上の注意やハナウマ湾の歴史についての15分くらいのビデオが上映されます。

このビデオの中で、この不思議な形の湾の成り立ちの紹介とともに、
利用上の注意などが伝えられます。例えば、

  • サンゴの上に立ったり、掴んだりしてはいけない
  • 魚や生き物に餌をやってはいけない。。。など
このビデオが功を奏しているのか、実際湾内で泳いでいる人は、
一人も立ち上がっていたり、餌をやったりしている人がいませんでした。
餌やり禁止法の結果、より「自然な」環境に戻ってきているそうです。

最近の日本の有名なダイビングスポット真栄田岬 とかの様子をみていると、
豊かな自然と、観光を両立させるには、やはりこのような入湾者数の管理と、
自然管理のルールや条例作りが必要不可欠だと思いました。

決まりを最初に作る時は、利用者や周囲のダイビングショップから不満がでるのは避けられないですが、
長期的な視点に立てば、持続可能な運営をする事がプラスになるのは確かです。

沖縄県は2013年度の観光客数の目標を630万人とし(琉球新報)
将来的には年1000万人を目標とする計画もあります。(県観光課HP)
観光立県を目指す沖縄としては、ハワイに学ぶところが多くありそうです。


ところで、水中はさすがに保全が行き届いているだけあって、綺麗でした。
自分でとった写真が無いのが残念ですが、
管理のボランティア団体?Friends of Hanauma bay の写真だとこんな感じ
Cr Friends of Hanauma bay
シュノーケリングでカメが見えたりすることもあるらしいです。
ハワイで泳いだのは初めてだったのですが、ここはサンゴの種類が
沖縄や太平洋の東側(フィリピンやインドネシアなど)と比べてかなり少ないので、
水中のサンゴ種の多様性はかなり低く感じました。
写真で伝えられないのがとても残念なのですが、
沖縄で主要なミドリイシ属のサンゴがいないと、こんな景色になるのか!と、ちょっと感慨深かったです。
んーやっぱり、水中カメラを手に入れるべきだったかな。。

ちなみに水温はかなり低い感じ。体感は水面で25℃あるかな?ぐらいでした。
1時間弱泳いだら凍えそうでした! 



天気も良くて、楽しい一日でした!

ではまた!

Thanks M & J !!


Jul 13, 2013

BON DANCE FESTIVAL!!

Aloha!

こんにちは。
ハワイ大での授業が始まって1週間が経ちました。
予想していた以上に忙しくなっていますが、今日はT・G・I・F !!! 金曜日です!

というわけで、大学の近くでやっていたBON DANCE FESTIVAL に連れて行ってもらいました。

BON DANCE FESTIVAL とは、、、こんな感じ。

お祭りです。今回は 本福島盆ダンスクラブ Hon Fukushima BON DANCE CLUB(紹介の記事)
方々が中心になっているようでした。

日系移民の方々がはじめたであろう BON DANCE FESTICAL、
今では、オアフ島だけで一夏30箇所以上、ハワイ島でも同程度。
こんなスケジュールでたくさん開かれています。
ハワイに来る際には行ってみてはどうでしょう。

福島の伝統らしき音頭に、ソーラン節、先生オリジナル曲とバラエティ豊かに、
生歌&生演奏メインで、4時間近く踊り続けます!
最後の1曲の太鼓のフィナーレは、お!お!まだ続くのか?!続くのか!!!…!!!
という感じで、とても盛り上がってました。
ハワイに来て、日本にいるとき以上に日本を感じたひとときでした。


ところで、一番印象的だったのは、これ。

沖縄では定番のサーターアンダギーが出店にあったのですが、
作っているおじいがすごい!!プロです。
あんだぎーミックスを手で丸めて、油に入れるのですが、その動きが素早く、綺麗!

目にも留まらぬ早さで、あっという間に、まあるいあんだぎーができていきます。
油をきって出来上がり!

完成品の写真を取り忘れました、、、!できたてサクサクでおいしかったです。


ではまた!